運動会の予定が雨で中止になったので 娘達は学校 
時間が出来たので 嫁さんと最近出来たシネマランドへ
ホントは チョコレート工場が見たかったんだけれど 
「あ 容疑者 室井慎次 やってる」の嫁の一言で これに決定
 

容疑者 室井慎次

  
とりあえず 箇条書き
 
哀川翔主演の 踊る〜のドラマが作成されそう
○細かい演出がよい たとえば
○弁護士事務所に田中麗奈が乗り込んでいくところ
○ノスタルジックな喫茶店の時計が たくさんあって みんな時が止まっているところ
田中麗奈のスーツの色が 黒から白へ変わるところ
○捜査の報告が最初 あまりなくて 除々に増えていくところ
○無国籍な新宿北警察署
○海で会って 海で死ぬところ
田中麗奈が髪を縛って傷を見せるところ
室井慎次の口が閉じたまま 舌が動いているのは 話したくても 心の中にとどめておくためか?
田中麗奈は デビュー当時は眉毛の印象が強かったが 今はそうでもない でも上唇が薄い 
○今の日本の役者のキャストにそれぞれの役がピッタリ (八嶋・柄本・佐野等) でも 新鮮みが無い
一世風靡セピア集結
木内晶子はこんなんで終わるはずがない
○ストーリーの作り込みが甘い 
 
最近みた邦画の中では 良かったかも・・・ 
 
 

ターミナル

 


 
 
CMの印象とだいぶ違っていた 国が無くなって空港から出国できない人を描いているのは間違いないんだけどなぁ 
前半部分は CMどおりだけど トムハンスクが出国許可を待つ間空港で何とか生延びようとするあたりから コメディタッチになる 
なぜこの映画に違和感をもつのかを考えてみたところ 2つあると思う

1.空港を出られるのに出なかったり 執拗に主人公に嫌がらせをする管理官の理由が不明瞭なため
2.主人公がニューヨークにきた目的の印象が薄いため せっかく仲間が出来て安定して生活が出来ている空港から 出て行くのに納得が出来ないため

1.は詳しく見れば 納得できる複線があるんだけど (ミスは命とりになる と最初に忠告されるところなど) ただの意地悪な人になってしまっている
2.は 安定を求める農耕民族の日本人だから余計そう感じるのかもしれない

あと 乗務員との恋が不完全なのも いまいち
所々 スピルバーグらしさはあるけど 彼の作品の中では低レベルでした

 
★★★☆☆