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「マッチスティック・メン」

マッチスティック・メン 特別版 [DVD]

　
　
「エイリアン」などを作ったリドリー・スコット監督作　しかも主演はニコラス・ケイジ　彼が神経質な詐欺師の役を見事に演じている　しかし　そこまでの価値しかない　
ラストは話の１／４ぐらいでわかるので　テレビの２時間サスペンスよりちょっといい程度　ネットでの評判がいいみたいだけど　なんで？　
伏線もあまり効いてないし　だましかたも甘いし　あれとかあれとか　どうなってんだよ！　とつっこみたくなるところ満載　
でも　ラストは良かった　人生できっちり決着が付く事なんてあまりないから　ああいうシーンを見るとほろりとくる
　
★★★☆☆
　
　

「宇宙戦争」

宇宙戦争 [DVD]

　
　
　
恐怖とは　死に直面した時だったり、未知のものだったり、常識を逸脱したものだったりする
人間は　自分の今までの経験では体験したことがないものに直面した時に恐怖を抱く
スティーヴン・スピルバーグ監督は　恐怖を映像化するのがうまい
「衝突」では常識を逸脱した恐怖だし　「ジュラシックパーク」では未知の生物だった
この映画では　未知への恐怖と　常識を逸脱した恐怖を描いている
訳がわからず　人が死んでいく恐怖　群衆がパニックになりうわさ話を信じ　今までの常識では信じられない行動をしたりする
宇宙戦争というタイトルからは　内容がほど遠いけど　スピルバーグ監督の恐怖を表現する手法が随所にあって　よかった
たとえば　風で舞っていた洗濯物が落ち着くところ　FLASHや振動で恐怖を表しているところなど　まぁ　ジュラシックパークで使っていた手法と言えばそうなんだけど　監督しかうまく演出できていない気がする
　
タイトルから期待して　ＩＤ４とかだと同じだと思うと　なんだかなぁと思うかもしれないけれど　日常の一般的な人間がどう恐怖と立ち向かうのかを描いた作品としては　良かったと思う　なにしろ原作が古いから　脚本がどうこう言うのは　筋違いだ
　
恐怖映画といえば　演出が新訳ゴジラっていうかんじだ
　

★★★★☆