「なぜ私たちは3ヶ月で英語が話せるようになったのか」 本城武則 著

なぜ私たちは3カ月で英語が話せるようになったのか

 
著者は西洋人にとって日本人・日本文化は最高にCoolなのだ と話す だからもっと自信を持って外国人に接するべきだと言う 日本人は英語が話せない以前に 一億全国民対人恐怖症で 知らない日本人同士でも気軽に話せないのに どうして異文化の外国人と話せるのだろうか と説く
確かに そう思う 僕もそんなところがあるのが嫌で 知らない人やお店の人にどんどん話しかけていた 変な人と思われるのではないか という心配はあるが そんなことは気にしてもしょうがない 話しかけることでいろいろな知識や考え方を得ることができる それが楽しい
もう一つこの本の基本的な考え方として 日本語と英語の発音の違いをあげている 日本語は母音中心の言語で英語は子音中心の言語である 子音中心ということは 口を閉じてシューシュー話す言語なので大きな声で話さないと相手に通じない 逆に考えれば 片言の英語でも大きな声で話せば 相手に通じると言うことになる

この本は僕が考えていた英語に関する考え方と同じで しかも簡潔にまとまっていて 非常にためになった 


こつ
1 一日一回知らない人に声をかける
2 下手な英語でも外国人とどんどん話す
3 大きな声ではなす
4 簡単な英語の方が通じる
5 自分をほめよう ほめられよう
6 考えるときは英語ではなく日本語で
7 この発音だけは押さえよう
  BとV LとR SとTH FとW
8 英語の語順になれて「英語脳」を作る
9 言語的常識を使った「簡単リスニング」
10 上級を目指すなら1対2がベスト


「イギリス式月収20万円の暮らし方」 井形慶子 著

イギリス式月収20万円の暮らし方


お金という神に縛られている日本人にとって新しい価値観を与えてくれる本 人生を豊かにすごすために 質素で豊かなイギリス人の生活を紹介している 
でも イギリス人は質素しすぎて 年輩の人にはいいかもれないけれど 若い人にはあまり参考にならない 子育てが終わって 一段落したときに こういう生活もいいなぁ と思わせてくれる 
この本を読んでいると アガサクリスティの本の中にでてくる人を思い出す ポワロという外国人の探偵を通じて 浮き彫りにされた古き良きイギリス文化と同じにおいがこの本にはある

この本にも 気軽に話しかける文化を紹介している やっぱり他の国の言語を習うと言うことは 文化を理解しないと なかなか上達しないんだろうなと思う